新潟のわらアートまつり2023は、稲わらを使った巨大オブジェを展示するアートイベントです。
学生と地域住民が協力して制作したわらアート作品が新潟市の上堰潟公園に展示され、会場内では地元の農産物や飲食物の販売も行われます。
この記事では、わらアートまつり2023の概要や開催場所、楽しみ方について詳しく解説します。
わらアートまつり2023とは?
わらアートまつりとは何か?
わらアートまつりは、新潟市西蒲区で開催されるイベントです。
稲わらを材料にした巨大なオブジェ「わらアート」が展示されます。
東京の武蔵野美術大学などの学生が東京でデザインをし、地元の教育機関や地域住民とで協力し作品を制作します。
展示される作品は大小さまざまであり、見る人々を楽しませてくれます。
わらアートまつりは、米どころ新潟ならではのイベントであり、地元の魅力をたっぷりと堪能できる場所です。
わらアートまつりの歴史
2006年、武蔵野美術大学の学生と地域住民の協力により、稲わらを用いた巨大なオブジェクト「わらアート」の制作が始まりました。
最初は地元に展示するために学生と地域の人々で制作されたシンプルな作品でした。
その後、2008年に新潟市が主催する「わらアートまつり」として開催され、当初は西蒲区の5か所に分散して展示されました。
しかし、2009年からは上堰潟公園内に展示が集約され、地域の特産品販売やアトラクションなどを楽しむ場としても発展しました。
わらアートまつり2023の概要
2023年のわらアートまつりでは「越後の海」がテーマで、「トキ」、「タコ」、「イルカ」の3体が展示されます。
開催期間は2023年8月27日から10月31日まで。
開催場所は上堰潟公園(新潟市西蒲区松野尾1)です。
開催期間中の土日祝日(8月27日から10月1日まで)限定で「西蒲市場」が開催され、地域の特産品を味わうことができます。
また、10月7日には新米を使ったおにぎりなどのグルメが楽しめる「新米まつり」も開催されます。
入場料は無料です。
地元の魅力とアートに触れる絶好の機会となっています。
新潟のわらアートまつり2023の場所
わらアートまつり2023は、上堰潟公園(うわせきがたこうえん)で開催されます。
上堰潟公園は新潟市西蒲区松野尾1に位置しています。
2.1 上堰潟公園とは?
新潟市西蒲区に位置する上堰潟公園は広大な敷地を誇り、さまざまな施設が整備されています。
公園内には休憩所(ログハウス)、バーベキュー広場、28メートルのローラー滑り台やターザンロープ、常用遊具専用コースなどがあり、レクリエーションを楽しめます。
また、1周2キロメートルの遊歩道や371メートルの木橋、東屋、11ヘクタールの湖面、芝生地などもあり、散策を楽しめます。
春には桜や菜の花、秋にはコスモスなど、四季折々の花々が鮮やかに咲き誇ります。
自然の美しさを満喫しながら、ピクニックやハイキングなどで贅沢な一日を過ごすことができます。
2.2 上堰潟公園へのアクセス方法
●車の場合
・北陸自動車道 巻潟東ICから国道460号経由で約20分
・新潟市街地方面から国道116号明田(みょうでん)交差点から県道46号経由で約15分
・国道402号シーサイドラインから角田浜地区三叉路経由で約10分
●バスの場合
・新潟交通観光バス「巻‐間手橋‐角田(妙)」線
最寄りバス停「布目(ぬのめ)」下車、公園入口まで約600m
<駐車場>
・第1駐車場:112台(普通車106台、軽自動車2台、大型バス4台)駐車可能
・第2駐車場:100台程度(未舗装)駐車可能
新潟のわらアートまつり2023の楽しみ方
わらアートまつり2023では様々な楽しみ方があります。
以下にその一部をご紹介します。
●アートを楽しむ
わらアート作品を色々な角度からじっくりと眺め、作品の醸し出す雰囲気や作り手の思いを感じてみましょう。
作品は武蔵野美術大学の学生と地元の人々が協力して制作したもので、稲わらの質感や色合い、動きなどにこだわっています。
作品の説明や学生からのコメントも読んでみると、より深く理解できると思います。
●特産品を楽しむ
西蒲市場(8月27日から10月1日までの土日祝日に開催)で販売される、地元の農産物や飲食物など楽しんでみましょう。
新潟県西蒲区は米どころですので、新米やおにぎりなどのグルメをその場で楽しんだり、お土産に買ったりするのもいいでしょう。
10月7日には新米まつりも開催されるので、それを狙って行くのもいいですね。
●公園を楽しむ
上堰潟公園自体を楽しむのもオススメです。
芝生の多目的広場や一周2キロメートルの遊歩道、遊具など様々な施設があり、春は桜と菜の花、夏はひまわり、秋はコスモスなど四季折々の自然が楽しめます。
わらアート作品と一緒に自然を満喫したり、ウォーキングやお子様の遊び場として利用したりするのも楽しいですね。
わらアートまつり2023は10月31日まで開催されています。
ぜひ足を運んでみてください。
過去のわらアートまつり
上堰潟公園のわらアートまつりを見に行って来ました。今年は招き猫と松と麒麟という縁起がいい3作品。招き猫は表と裏で違う顔がありました。 pic.twitter.com/xv4z0yEwTT
— ちひろBLUES (@Chihiro_BLUES) October 28, 2022
上堰潟公園のわらアートまつりは10/31(月)まで。もうすぐ終わるのでお見逃しく。いいポスターだな。 pic.twitter.com/bkIenwW7YC
— ちひろBLUES (@Chihiro_BLUES) October 28, 2022
下の子と上堰潟公園に来ています😊。コスモス畑目当てでしたが、畑はまだまだでした😌。だけれど、わらアートまつりはまだやっていて、三角だるまやアマビエにご対面です🤗。気持ちのいい朝です🎵。#上堰潟公園 #コスモス #わらアート #わらアートまつり pic.twitter.com/mQ1KNifXNp
— りくえくま (@rikue_2021pc) September 24, 2021
コロナ渦で
わらアートまつりは縮小したことを
美しく思いおこす日がきっとくる僕たちは信じる
待ち続ける私たち pic.twitter.com/uipsamewym— パダワン (@padawanRogueOne) September 12, 2021
基本情報
開催期間
2023年8月27日(日)~10月31日(火)
開催時間
作品見学は終日
住所
新潟県新潟市西蒲区松野尾1
交通アクセス
●JR越後線「巻駅」より車で約15分
●北陸自動車道「巻潟東IC」より車で約25分
駐車場
●普通車:有り
●大型車:有り
問い合わせ先
新潟市西蒲区役所産業観光課
電話:0256-72-8417
FAX:0256-72-6022
関連サイト:
「わらアートまつり」常設ページ
「わらアート」公式フェイスブック
まとめ
新潟のわらアートまつり2023は、稲わらを使った巨大オブジェが展示されるイベントです。
稲わらを使って作られたアート作品の美しさ・繊細さを楽しむことができます。
期間限定で開催される飲食・物販ブースもあり、おいしい食べ物やお土産も堪能できます。
ぜひ、新潟のわらアートまつり2023に足を運んでみてください。